昭和大学江東豊洲病院 看護部教育担当です。 新人看護職員は、10月まで白衣に「新人バッジ」をつけています。 これは「新人」の象徴であり、新人看護職員自身にとっては、気持ちを引き締めてくれると同時に、お守りのようなものでした。 その新人バッジは、10月で外すことが決まりとなっています。
例年、自分達を支えてくれたプリセプターや先輩方によって「バッチの除去式」なるセレモニーが開かれています。 プリセプターに新人バッジを外してもらう瞬間は、感謝の気持ちでいっぱいになります。
患者さんから見て先輩と変わらない自分達の姿に、緊張と不安で押しつぶされそうになりますが、これまで一生懸命やってきたことを信じて、さらに一歩一歩前進あるのみです。
12月には、2021年度の新人看護職員研修が全て修了しました。 最後の研修は、精神看護専門看護師によるメンタルヘルスでした。 2年目以降の自分自身を少しだけ想像しながら、どんな看護師・助産師を目指すのか再確認することが出来ました。 研修期間は、研修場所である9階講堂からの素晴らしい眺めも、十分に堪能できました。
間もなく2022年度の新人看護職員が入職し、先輩看護師・助産師となります。 これからも、様々なことがあると思いますが、時々は研修を頑張ったこと、同期と励まし合ったこと、新人バッジが外れた日のことを思い出しながら、思いやりのある先輩看護師・助産師に成長してくれることを心から願っています。
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