認知症ケアチーム
当院は、横浜市北部地域の救急医療を担っており、1次~3次救急を受け入れています。
入院患者の半数近くが、70歳以上であり、認知症と診断された、もしくは診断されていなくても認知機能低下が影響し、身体疾患の治療に支障が生じるケースが見られます。
認知症ケアチームは、病棟を巡回し認知症ケアの実施状況を把握し、患者のニーズを探りケアの方法を検討します。
そして、認知症高齢者の心理・行動症状(BPSD)、その他の身体加療において高齢者の抱える問題に対し、病棟スタッフと協働し、早期回復を目的として活動しています。
特に専門的な立場から環境調整やコミュニケーションの方法などアドバイスを行なっています。
入院という環境の変化により見当識が障害された高齢者に対し、カレンダーや時計を使用しながら見当識に働きかける、リアリティオリエンネーション(現実見当識訓練)など様々な環境調整を行い、住み慣れた場所に戻ることができるよう取り組んでいます。
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