Education教育・新人レポート

新人看護師の成長 No.5「救命処置ができる看護師への第一歩」
新人看護師の成長 No.5「救命処置ができる看護師への第一歩」

こんにちは。藤が丘病院教育担当です。

猛暑が落ち着き始め、少しずつ季節が秋に近づいてきていますね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

入職して4カ月が経過し、患者さんに実践できる看護技術が増えてきました。最近は「頼れる存在になってきました。」など先輩の声も聞かれるようになりました。

さて、8月は救命・救急処置技術(一次救命処置)の演習を行いました。救急看護認定看護師の指導を受け、模型人形を使用して急変発見時の応援要請、胸骨圧迫、人工呼吸、AED操作を行いました。ガイド音に合わせ、胸骨圧迫を続けます。応援役のスタッフがAEDを持って到着するまで体力勝負です。額に汗がにじみ、すこし疲れ気味に…。しかし、実際の急変ではそんなことは言っていられません。胸骨圧迫の深さや姿勢など、細かくチェックを受けます。

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人工呼吸は、気道確保をしながらしっかりマスクをフィットさせなければなりません。救急看護認定看護師から、EC法について指の位置など指導を受けながら練習を重ねます。

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演習後は「応援のスタッフが来るまで1人で胸骨圧迫をするのは大変でした。」「その場に遭遇したら、正しくできるかな…。」などの感想が聞かれました。繰り返しのトレーニングでスキルを磨き、不安を払拭していきましょう。

今月は小児病棟の新人看護師Iさんにお話を伺いました。

学生時代は救急看護師を目指していたIさんですが、小児看護実習で担当した患児との関わりの中で、児の思いを引き出すコミュニケーションの大切さを実感する出来事があったそうです。その出来事をきっかけに、これまで抱いていた小児看護のイメージが変わり、小児病棟で働きたいと思うようになったそうです。そんなIさんの名札の裏には、担当した患児からの可愛らしい鳥が描かれたプレゼントが…。看護技術だけではなく、患児との関わりの中で看護観を形成しながら心も成長している、そんなことを実感するインタビューでした。

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処置の準備中です。物品の不足、期限切れが無いかチェックしています。

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写真左側がインタビューに答えてくれたIさん、同期のKさんと並んでハイチーズ!

9月は研修、演習の予定はありませんが、部署で活躍する新人看護師に密着していきます。次回もお楽しみに。