Education教育・新人レポート

藤が丘病院 新人集合研修 終了式
藤が丘病院 新人集合研修 終了式

みなさんこんにちは。藤が丘病院教育担当です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年最初の教育担当レポートは新人集合研修の「終了式」をお届けいたします。 はじめに伊部看護部長よりあいさつをいただきました。

平成30年4月1日明治会館で行われた昭和大学入職式から約8か月間を要して、新人職員オリエンテーションプログラムが終了しました。 終了式最後の集合研修は「目標管理(キャリア開発)」「メンタルヘルスの振り返り」です。

新人看護師は、臨床で必要とされる実践的な知識技術を約1年かけて習得してきました。 プログラムの終了後は、自分の課題を見つけて、自ら問題解決していくことが求められます。 もちろん、チームのサポートは継続されますが、看護師としての自分が成長し続けるために、これからの看護師としての人生設計をどのように組み立てていくのか、メンタルヘルスと目標管理の視点から、考えてみました。

福山次長が 「夢と目標のちがいとは何ですか」と問いかけます。 「皆さんは目標を持っていますか。」
「それはいまの自分にとって実現可能でしょうか。」
「実現するためにどのような努力が必要ですか。」

実現可能な目標をもち、具体的な行動で努力することが目標管理には必要です。 2年目に向けて、そして、5年後、10年後…人生100年世代と言われている私たちですので、よりよい看護とは何かを自問自答し、未来を見据えた目標を持つことが必要なのかもしれません。

教育担当の2名は新人看護師よりもずっと人生経験のあるベテラン看護師です。 これまでの看護師人生をバイオリズムにして新人に紹介しました。 看護師を目指した動機やどのようにして壁を乗り越えてきたのか、先輩看護師の経験を踏まえて新人に伝えたいことはたくさんあります。

それでは、新人の皆さんも「過去の自分」と「未来の自分」をイメージしてバイオリズムを描いてみましょう。

国試のときは幸福度が下がっているひとが多いですね。 人間関係で数値が低下した人もいますね。 どのように壁を乗り越えてきたのか振り返りながら記載します。 未来の自分は、幸福度が急上昇している人が多いようです。 この後、次年度に向けた目標管理シートを記載しました。

最後に4月に記載した「自分への手紙」を返却しました。

自分に宛てた手紙をひとりひとり読み返しています。 「こんなこと書いたんだぁ」「なんだか恥ずかしい・・」 手紙を書いた当初、今の自分をイメージできていたでしょうか。なりたい自分に近づいていますか?

集合研修の終了とともに、こうして集まる機会はなくなりますが、これからも皆さんの活躍を応援しています!

新人教育担当 小島