第3弾:入職3ヶ月後の各附属病院の新人にインタビューしました。
<昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 S・Kさん>
1. 現在の業務内容
日勤:先輩看護師の見守りのもと観察や日常生活援助をしています。日勤業務を覚え、出来ることを増やしています。土日は遅出をしたり、7月からは夜勤もしています。多様なシフトを経験していく中でチームメンバーとしての役割を理解して働けるよう頑張っています。
2. 夜勤の感想
初めての時は緊張からか休憩時間に全く寝ることができませんでした。先輩のサポートのお蔭で何とか朝まで乗り切れました。(仕事中は全く眠くならなかったそうです!)日中の患者さんと比べ、夜間は薬剤や眠気でふらつく方もいます。どこまで介助が必要か考えながら援助する必要があることを学びました。
3. 入職3ヶ月後の思い
【辛かったこと】シフトが不規則なので、日勤の朝起きるのが辛いです。
【嬉しかったこと】退院の患者さんが笑顔で帰って行かれるのを見た時です。また、退院した患者さんが元気な姿を病棟まで見せに来てくれたことです。*初任給で家族を食事に招待したそうです。残りは“貯蓄”と言っていました。しっかり者です!
4. 仕事(勤務)と生活のバランス
体調を崩さないよう、食事と睡眠に気をつけています。勤務が続く前の休みにはおかずの作り置きをしておきます。お弁当や夕食を作る時間を短縮するためです。また、友人と休みが同じになった日は遊びに出かけ、リフレッシュしています。
自作のお弁当です。おいしそう~
5. 就職した感想
最初は本学卒業生が多く「どうしよう」と思っていましたが、今ではあまり気になりません。退院支援に興味があり、希望通り回復期に配属になったので患者に寄り添える看護師として成長したいと思います。
6. 大学3年生へのアドバイス
就職活動は早く始めた方が良いです。インターンシップは大切です。多くの病院を見た方が良いと思います。また、社会経験になるのでアルバイトも大切だと思います。
7. S・Kさんの上司(師長)にも聞いてみました。
リハビリテーションを希望して入職したので、やりがいを感じて勤務してくれています。スローペースですが、その分確実性も高いです。また、積極性もあるところが良いと思います。これからラダーレベルⅠを取得し、患者の精神的な面もサポートできる看護師として成長することを期待しています。
次回は、夜勤業務前後の過ごし方について取材してみたいと思います。