附属病院では新人さんは約半年間、ユニフォームの左肩に新人バッチを付けています。
それによって患者さんや他職種のスタッフに、新人であることが一目でわかります。
新人バッチを付ける期間は4月から10月末日まで。
11月1日を過ぎ、とうとう新人バッチを外す日がやって来ました。
大学病院 高橋芹奈さんの、バッチを外す瞬間に密着しました。
写真:新人看護師バッチ
写真:新人助産師バッチ
看護師と助産師は職業名の刺繍の色が違います。
附属病院の新人バッチは、特定の部署以外は新人さん自身がユニフォームに糸で縫い付けています。
洗濯した位では取れないように、しっかり縫い付けられた新人バッチの縫い目はかなり固いです。
ユニフォームまで切ってしまわないように、気を付けながらハサミを入れていきます。
プリセプターの髙塚ふみのさんが新人バッチを外してくれます。
半年間使った新人バッチが外れて嬉しいような寂しいような気持ちです。
高橋さんコメント
「4月~10月末までつけていた新人バッチが無くなるのは寂しいですし、まだまだ一人では出来ない事ばかりなので不安もあります。
ですが約半年間で出来る様になったことも多くあるので、看護師として少しは成長したという事なのだ、という実感もあります」
簗瀬コメント
「毎年新人バッチを外す時期になると、新人さんからまだ外したくない!と言われます。
付けていると安心するようです。でも新人バッチを外せるという事は、成長の証です。
半年間努力したからこそ外すことが出来ます。
新人バッチを外したばかりの白衣の左肩には、縫い目が残っていました。
これが薄くなるころには、もう新人さんではなく、先輩になる日も近いです。」
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