摂食・嚥下障害看護認定看護師
PROFILE有野 尚子さん
専門・認定(分野)を目指した理由
高齢者認知症病棟における、口から食べる支援の重要性を感じ、安全かつ根拠に基づいた質の高い看護技術と専門知識を習得したいと考え志願しました。身体的、社会的、精神的に弱い立場の患者さんや、ご家族、支援者の意思や尊厳をふまえた支援ができるようになりたいと考えました。
主な活動内容
歯科医師と共に、毎週火曜日に各病棟を訪問し、誤嚥・窒息リスクのある患者さんの嚥下機能評価を行っています。また、口腔ケア・栄養NST・褥瘡委員会に所属し、マニュアルの見直しや物品の整備、院内外の勉強会の開催を行っています。
今後の目標
現在は、精神科病院・高齢者認知症病棟に勤務しているため、他の診療科や在宅療養における摂食嚥下障害看護についても学びを深めていきたいと考えています。
専門・認定看護師を目指している人へのアドバイス
看護師は自分の意思があれば、生涯学び続けることができる職業だと思っています。はじめから‛この分野を極める’と決めなくても、経験を重ねるうちに学びたい分野が自然と見えてくるかもしれません。広い視野を持ち、自分に向き合い、継続することが大切だと思います。
自分を大切に
看護職だけではないと思いますが、体力と精神的安定は、仕事を続けていく上でとても大切だと感じます。自分に合わない(診療科・部署など)と思ったときは、一旦立ち止まり、自分で違う道を選んで良いと思います。色々な働き方があり、また仕事と私生活のバランスを上手くとることが大切だと思います。
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