小児看護専門看護師
PROFILE星野 友佳里さん
専門・認定(分野)を目指した理由
私が、昭和大学病院に新卒で入職し、配属されたのは、小児内科病棟でした。その後、小児内科病棟と小児外科病棟が小児医療センターとして統合しました。0歳から15歳までの患者さんが内科外科問わず入院をしてきます。同じ疾患であっても年齢や成長発達が異なれば必要な看護も変わってきます。そのため、学習会に参加したり外部の研修にも参加しました。不足を補うため自己学習も深めましたが小児看護は奥深く思い悩みました。そんな時に、先輩(認定看護師)や部署責任者に相談し、話をする中で、認定看護師を目指したいと思いました。
主な活動内容
小児医療センターは、2020年度より小児系外来と小児病棟が一元化となりました。入院している小児だけではなく、外来受診した小児やそのご家族の対応もしています。また、小児医療センターだけではなく、他部署に小児が入院することもあります。その際は責任者を通し、依頼を受け、看護についての相談や対応を支援し、必要なケアにつなげられるように努めています。
今後の目標
小児にかかわる部署や人は小児病棟以外にも多くあります。患者の多くは、その部署だけでの看護では完結しない方が多いです。同じ患者が、院内のどこにいても必要な情報が引き継がれ、必要な看護が提供されるように関連部署の連携を深めて行きたいと思っています。昭和大学病院は、私のほかに小児系の認定看護師、専門看護師が他部署にいるためリソースナースとして連携し、小児と家族に必要な対応ができるように努めたいと思っています。
専門・認定看護師を目指している人へのアドバイス
昭和大学病院は、専門看護師、認定看護師の数が多く、働く中でその人たちの活動を知り、相談することができます。また、専門看護師や認定看護師になった後の活動についても相談しやすく、環境は整っていると思います。専門分野での看護の幅を広げたいと考えているのなら、挑戦を考えてみてはいかがでしょうか。
小児救急看護認定看護師としての私のモットー
小児の健やかな成長と最大の利益を追求して、必要な看護に結び付けます。