母性看護専門看護師

専門・認定（分野）を目指した理由

母性看護専門看護師として、妊娠、分娩、産褥期にある女性や新生児、家族に関わる援助を専門としています。当院は母体救命対応のスーパー総合周産期センターです。昭和大学病院のような周産期センターでしか出産できないような、特にハイリスク妊娠・分娩（妊娠合併症の方や元々病気を持った方が妊娠した場合など）の方が無事出産を迎えられるように妊娠期からサポートし、家族関係の調整や赤ちゃんを迎える準備を一緒に行いたいと思い専門看護師を目指しました。

主な活動内容

産科病棟・産婦人科外来、NICU・小児科外来などで主に活動しています。専門分野は特定妊婦さんの支援と周産期メンタルヘルスで妊娠や出産、育児に不安のある妊産褥婦さんとそのご家族に関わることが多いです。他には病気や手術で入院中の乳児を持つ女性の授乳の支援やお子さんを亡くされた方への支援などもしています。

今後の目標

日本全国どこにいても世の中のお母さんたちが安心して育児ができる環境を作ることがわたしの目標です。

専門・認定看護師を目指している人へのアドバイス

母性看護の専門看護師は2021年12月現在90人と他の分野に比べて数が少ないです。仕事は多岐にわたり、主に黒子で働くことが多いですがとてもやりがいがあります。自分が関わったお母さんと赤ちゃんが笑顔で退院されたときは本当によかったなと思います。いつか全ての総合周産期センターに母性看護の専門看護師が配属されることを願っています。興味がある方、一緒に専門看護師を目指しませんか。