統括看護部長からのご挨拶
看護職として主体的に学び続け、
キャリアを自由に描いてください。
昭和医科大学は、2028年に創立100周年を迎えます。
「至誠一貫」を建学の精
神として、社会に貢献できる質の高い医療人の育成を使命として、多くの医療人
の育成に取り組んできました。これまでの100年を礎に、これからの100年を担
える人材育成を目指します。医療も看護も日々変化しています。変化に対応する
ためには、主体的に学び続けることが大切です。確かな知識と技術に裏づけさ
れた、信頼される看護実践力は1日では修得できません。日々の実践を通して
主体的に学び続けることが重要となります。
社会に貢献できる人材を育成するために、統括看護部は基礎を形成する新人
教育、ジェネラリスト育成のクリニカルラダー別研修、スペシャリスト育成や活用
のための体制も整えています。また医系総合大学としてチーム医療を強く推進
しており、多職種連携のチーム医療の実践に力を入れています。
看護職はさまざまな場で活躍できる職種です。ご自身がどのような看護師を目
指し、どのような看護実践を積み重ねていきたいのか。看護職のキャリアを自
由に描いて実現できるように、私たちといっしょに積み重ねていきましょう。
統括看護部長 城所 扶美子
昭和医科大学統括看護部
の概要と方針
看護師が昭和医科大学の各病院で実践能力を向上することで
自己実現ができる組織作りを目指して。
昭和医科大学は、大学病院・大学病院附属東病院・藤が丘病院・藤が丘リハビリテーション病院・横浜市北部病院・江東豊洲病院・烏山病院・歯科病院の8病院を運営しています。これらの病院は4人の看護部長が管理し、それを統括するのが統括看護部です。患者さんの視点に立った組織運営と、人材育成を行います。2023年度の看護職員は4月1日付けで3,364名となっております。その内の新人職員は368名です。今、必要とされるのは、戦略的思想です。それは問題解決という目標を達成するためには、
活用できる手段を「いつ」「どのように使っていくか」という戦略です。このツールとしてバランストスコアカードが適切と考えています。そして専門看護師や認定看護師をさらに増員し、新人看護師の教育プログラムをさらに整備し強化をしていく必要があります。 そして、看護師が昭和医科大学の各病院で実践能力を向上することで自己実現ができる組織作りを目指していきます。統括看護部の責務としては、日本各地から就職希望者がやってくるような魅力的な看護部の組織づくりへの支援です。
昭和医科大学宣言
- 医療人として人類への貢献に自らの人生を捧げます。
- まごころと持てるかぎりの知識と技術をもって、医療を実践します。
- 生涯にわたって学習・研究を怠らず、自らの向上に努めます。
- 教え導いてくださる方への感謝と尊敬を忘れません。
- 医療を担う仲間を常に敬愛し、支援します。
- 昭和医科大学の伝統を重んじ、その名誉を高めるために全力を尽くします。
ジュネーブ宣言(世界医師会、2006年修正)と昭和医科大学の理念に基づき、
昭和医科大学の全ての学生、職員のために、この昭和医科大学宣言を定める。(平成24年2月14日)
